Dr.Depth等深線データ変換ツール GPX2DRW.exe の使用方法 ・DrDepthで出力されるGPX形式の等深線データをYAMAHA/ROYALのプロッタ魚探で使用可能な作図とメモマークに変換するWindows PC上で動作するソフトです。 ・インストール作業は、特に必要ありません。Dr.Depthのインストールされたフォルダ (例 c:\Program Files\DrDepth)にコピーしてください。 DrDepthでの等深線データ(GPX形式)を作成する。 ・DrDepth で、海底3Dデータを表示させる。 ・右クリックして、Black Iso Lines と Depth Labels にチェックしておく。 ・上限水深値と下限水深値の差をちょうど20、または20の倍数になるように調整する。  (上限値の調整:メニューの上限水深調整(赤の横線)の上矢印・下矢印アイコンをクリック)  (下限値の調整・メニューの下限水深調整(青の横線)の上矢印・下矢印アイコンをクリック) ・メニューのToolsの Create Iso/Contour Lines をクリックする。 ・ファイルの種類は GPS eXchange format(*.gpx) にする。 ・ファイル名は、半角英数字で適当に付ける。(例 gyosyo1) ・GPX options が表示されたら、2つともチェックされていることを確認して、X 印をクリックする。 ・以上で、DrDepth等深線(GPX形式 例 gyosyo1.gpx) が作成される。 ・Windowsのプログラムメニューから、アクセサリ、コマンドプロンプトを選択します。 ・黒いコマンドプロンプトウィンドウが開きますので、 cd \Program Files\DrDepth と入力しEnterキーを押します。 GPX2DRW gyosyo1.gpx と入力しEnterキーを押します。 MMK XXX points  (XXX は点数) DRW XXX lines(color=3) (XXX は線数) と表示されれば正常です。 等深線の色は、次の数字での指定がない場合は、赤色になります。指定する場合は以下のようにしてください。 (GPX2DRW gyosyo1.gpx 1 と入力すると、等深線が黒色(海色が白の場合、それ以外は白色)) (GPX2DRW gyosyo1.gpx 2 と入力すると、等深線が赤色、無指定でも赤色) (GPX2DRW gyosyo1.gpx 3 と入力すると、等深線が水色) (GPX2DRW gyosyo1.gpx 4 と入力すると、等深線が黄色) (GPX2DRW gyosyo1.gpx 5 と入力すると、等深線が緑色) (GPX2DRW gyosyo1.gpx 6 と入力すると、等深線が青色) (GPX2DRW gyosyo1.gpx 7 と入力すると、等深線が赤紫色) ・これで、RY1000XX.MMK と RY1000XX.DRW というファイルが出来上がっています。 ( XXは、DrDepthフォルダ内で重複しない一番若い番号が自動的に付きます。 ・RY1000XX.MMK と RY1000XX.DRW を、YAMAHA/ROYALのプロッタ魚探 で使用できるコンパクトフラッシュ(CF)カードにコピーします。 ・YAMAHA/ROYALのプロッタ魚探にCFカードをセットします。 ・[注意!]メモマークと作図データを置き換えますので、本体内のメモマークと作図データが消去されます。消去したくない場合は、CFカードにあらかじめ、保存(バックアップ)しておいてください。(メニュー、8.その他、1.カード、3.データカードへ保存) ・メニュー、8.その他、1.カード、4.データカードの読込み、5.メモマークで作成したファイル番号のメモマークを読み込みます。 ・メニューを2回押すと先程のメニューに戻ります。7.作図で作成したファイル番号の作図を読み込みます。 ・以上で、地図のスケールが、0.1カイリまたは100m くらいに拡大した時、等深線の水深数字が黒(海色が白の場合、それ以外は白色)で表示されます。 ・制限事項として、2010モデルまでは、メモマークは200点、作図は500本まで、2011モデルからはメモマークは1169点、作図は3275本までという制限があり、GPX2DRW で、限度以上になった場合は、全部を表示できませんので注意してください。 (DrDepthのデータ範囲を狭くしたり、メニューのFilter Mapで線が滑らかになるようにしてみると本数を減らせます。) ・注意事項として、魚探ログをとった時のGPSの測地系(世界測地系または日本測地系)と、等深線を表示させたいプロッタ魚探のGPS測地系が同じでない場合、等深線は450mほどズレて表示されますので、測地系には注意してください。 以上です。